【体験談】大阪大学基礎工学部編入学体験記2020

大阪大学基礎工学部の編入学の体験談です。2021年度(R3年度)の編入学試験についてとどんな勉強をしたかを語ります。大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コース

2021年度編入学試験について

どうも。
先日、ZENPENさんでも体験談を投稿させていただいたのですが、ZENPENさん仕事早すぎてびっくりしてます笑
ZENPENさんのところに「概ね投稿から1~2週間後に掲載となります。」と書いていたので、その間にこの記事書けばいいかと思っていたのですが、投稿した次の日に掲載されていました(;'∀')
ZENPENさんの体験談にこのページのリンク張ってしまっているので、とにかく大急ぎで書いております笑(結局時間かかってしまい申し訳ないです(´;ω;`))

 

さて、余談はこの辺にしておいて、今回は自分が受けた2021年度基礎工学部編入学試験の問題文の再現・自分の解答・講評を勝手にしていこうかなと思います。(システム科学科機械科学コースです)
問題に関しては実際の過去問の原本を手に入れていただくのが確実ではあるのですが、一応数学と機械専門科目は載せておこうと思います。(問題文間違っているかもしれないので信じすぎないように)
自分の解答も載せますが、これも間違えている可能性があるのでご注意願います。
あと面接に関しても書いておきます。

それではいきましょう。

 

【英語】

英語は問題文・解答はないので、問題の概要と講評だけ載せておきます。

問題の概要

 

講評

まず自分の出来から話すと、2~4割ぐらいかなと思います。
もともと英語はあまり得意ではなくて、2~3割取れればいいかなと思っていたので、予想通りといった感じです。

問題の傾向は例年通り、英文和訳、長文読解、和文英訳の3題構成でしたが、周りの話を聞くに今年は少し難しくなってたっぽいです
確かに長文は例年とは少し設問の傾向が変わった気がします。
いつもは本文の文脈を見て考える長文読解らしい問題が多かった印象ですが、今年は和訳問題が多かったです。
普通に考えると、読解より単純な和訳の方が簡単な感じがしますが、今年が難しく感じたということは長文のレベルが上がっていたのでしょうか?
どっちみち自分は全然読めませんでした(´;ω;`)

あと、H31年度に出ていた自由英作文問題は、去年に引き続き今年も出ませんでした。
自由英作文はH31年度のみ出たという謎が深まりました...
対策するに越したことはありませんが、対策の必要性はわからないといったところです。

 

【数学】

自分が最も得意とする数学です。
問題文の再現、自分の解答、講評を載せておきます。

問題文の再現

 

解答

 

講評

全体的に近年易化傾向にあり、今年度の問題も簡単なものが多かったです。
具体的には、思考力があまり必要ではなく、計算力を問われる問題が多くなっているの感じています。

問題1は偏微分微分方程式の問題でした。
問題をパッと見ただけだと、「うっ、、、」となってしまいそうですが、合成関数の微分、その他必要な微分の知識さえおさえていれば解ける問題です。
計算ミスしないように注意しながら計算を頑張れば解けます。

問題2は対称行列の対角化と証明です。
しっかり参考書でやり方を演習しておけばなんら問題はないと思います。
基礎工の線形代数はここ最近は応用ほぼなしの簡単な問題が多いので、取りこぼさないようにかんばりましょう
(2)の証明も結構有名なやつなので、見たことある人も多かったんじゃないかな...?
自分は線形代数の参考書かネットかで見たことあったのと、機力の固有モードの直交性のところでも同じような証明を見たことがありました。

問題3は確率なのですが、これも非常に簡単。
簡単すぎて心配になるほどでした(笑)
しっかりと状況を整理できたらほぼ勝ちです。
あとはしっかりと計算するだけでした。

 

そんな感じで、自分は本番では1時間ちょっと程ですべての解答を終えることができ、時間がくるまで何回も見直したのでたぶん10割取れていたんじゃないかなと思います。
はじめにも言った通り最近は易化傾向にはあるのですが、急に難化する可能性も十分にあるので、しっかり演習しておきましょう。

 

【機械専門科目】

問題文の再現、自分の解答、講評を載せておきます。
ただし、機力の解答はありません。

 

問題文の再現

 

解答

まだ完成してないので、完成し次第更新します(´;ω;`)

 

講評

材力は教科書に載っているレベルの問題です。
自分が使っていた教科書にも同じような問題が載っていました。
変に誘導がついていたので逆に解きづらい!って人もいたかもしれません。
難易度的には例年通りか例年より易しいかなぐらいです。
材力は簡単な年が多いので、できれば満点を狙いたいところ。

流体は運動量の法則の問題でした。
最近の流体は傾向がガラッと変わってどの範囲が出るか予想が立てづらくなっています。
結構難しい年が多かった印象でしたが、今年は落ち着いていれば最後まで解けるはずです。
流体は範囲がばか広いので、時間をかけてしっかり勉強しましょう。

今年の機力は今までになかった大学物理のベクトルの問題でした。
今まで振動以外の範囲だと剛体の運動・高校の力学の出題はあったのですが、ベクトル解析はないと思います。
ベクトル解析は全くのノーマークで、完全初見でした。
とはいえ、(1)~(5)は関数を時間微分して、内積と絶対値を取るだけなのでなんとか行けました。
(7),(8)はいまいちわからなかったのでとりあえず地球の自転の遠心力のせいにして適当にすましました笑
剛体の運動と振動をしっかりやっとけば大丈夫だと思います。

熱工は今年は異常に簡単でした。
(8)はαをどう置くかに気づけないとうまくいきませんが、それ以外は簡単な計算なので結構スムーズに行けると思います。
全体的には専門科目も例年よりも易化していると思います。
易化傾向にあるので、この先数年は簡単な年が続くかもしれませんが、いつ難しくなるかはわかりません。
とりあえず頑張って勉強してください笑

 

【口頭試問(面接)】

内容

面接で聞かれた内容は次の通りです。

①受験番号
②志望動機
③流体のどこに興味を持ったか(②で流体に興味があると言ったから)
④流体の試験はできたか
⑤数学は得意か
⑥将来は何になりたいか
高専の授業内容と入試のレベルが同じぐらいだったか
高専の範囲外の勉強はどのようにしていたか(⑦で入試のレベルの方がはるかに上だと言ったから)
⑨併願校はどこか
⑩もし基礎工と併願校どちらも合格すれば、どちらに行くか

 

その他面接に関して

面接の概要は、自分ひとりに対して教授が5人います。
各コースごとに待合室と面接会場が別々で、機械コースでは受験番号順に面接していきました。(これはほかのコースでも同じかと思います)
面接は一人当たり5分~10分です。
圧迫感は全くありません。
自分の荷物は面接会場に持って入り、荷物置きがあるのでそこに置きます。
面接が終わったら、待合室には帰らずにそのまま退場、解放です。

ほかの受験者の面接内容がどうだったかはわからないですが、不合格者に対する面接はあまり突っ込まれずにサクッと終わってしまうようです。
面接はほとんど合否に影響が出ないので、そこまで固くならずに気楽にいけばいいと思います。

 

さいごに

 最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は2021年度試験についてお話しましたが参考になりましたでしょうか。
ちゃんとした問題を見たい人は高専経由で過去問を取り寄せていただければと思います。
過去問を見て、傾向をある程度把握するのは重要だと思います。
では、また。

 

編入学試験勉強で使った参考書のご紹介

どうも。

今回は編入学試験のために使ってた参考書のご紹介をしていきたいと思います。

全体的な勉強内容は↓をご覧ください。

編入学試験の勉強

 

各参考書の紹介の後に、Amazonの商品ページのリンクを貼ってありますが、そのページは自分が使っていた版のもので、そこから改訂・改版されているものもあります。

各自で最新のものがでていないか確認するようにしてください。

 

参考書は主にメルカリを使って集めました。

新品で買うより半額以下で買えるのでお勧めです。

 

使用したすべての参考書になんらかのコメントを残しているので、全部読むのは結構時間がかかると思います。すみませんm(__)m

飛ばし飛ばし読んでいただけたらと思います

 

それでは英語から順に紹介していきます。

 

 

【英語】

①速読英単語(必修編)

英単語帳です。

高校英語の英単語は基本的にこれで覚えました。

番号がついている1900語は完璧に覚えて、関連語にも2回ぐらい目を通しました。

暗記法としては、1週間で1ステージ(英文10個分、計250語程度) のペースで覚えていきました。

英単語は繰り返し目で見るのが一番効果があると思っているので、一日何単語ときめて覚えるのではなく、1日1回は250語に目を通しそれを1週間続けて覚えるといった方法をとっていました。

2周目以降は、見てすぐ意味が分かった単語全てに一度チェックをつけ、チェックをつけれなかった単語だけに絞って効率的に覚えていました。

何周もしているとほとんどの単語にチェックがつくようになって、2時間あれば全ての単語に目を通せるようになります。

「見てすぐ意味が分かる」これが大事。

速読英単語には速読ができるようになるための長文が載っていますが、長文を読んでいると単語を覚える時間が無くなってしまうと思ったので長文は読まずにスルーしていました。

これに関しては、長文はしっかり読めと書いているサイトも結構あるので、賛否両論分かれるんじゃないかなと思います。

速読英単語1必修編[改訂第6版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)

速読英単語1必修編[改訂第6版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)

  • 作者:風早寛
  • 発売日: 2013/12/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

②速読英単語(上級編)

暗記法は必修編と同様です。

試験本番までの時間がなかったので、全体は1周はしましたが、2周目は半分までしかできませんでした。

速読英単語(2)上級編 [改訂第3版]

速読英単語(2)上級編 [改訂第3版]

  • 作者:風早 寛
  • 発売日: 2003/03/20
  • メディア: 単行本
 

 

③速読英熟語

英熟語帳です。

暗記法としては速読英単語と全く同じです。

何周もすることが大事。

速読英熟語

速読英熟語

  • 作者:岡田 賢三
  • 発売日: 2000/03/15
  • メディア: 単行本
 

 

④総合英語Forest 7th Edition

英文法書です。

Forest本体(解いてトレーニングじゃない方)で文法を覚えて、そのあとに解いてトレーニングで問題をとるといった形で勉強していました。

本体のほうには重要なところにはマーカーで線を引くといったことをしていました。

この本は英文法の基礎としてかるーくやっただけなので、1周だけで終わりました。

英文法は次に紹介するVintageのほうをメインに使って覚えていました。

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

  • 発売日: 2013/12/01
  • メディア: 単行本
 
総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

  • 発売日: 2013/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

⑤Vintage New Edition

英文法の問題集的なやつです。

問題集としてはこれかネクストステージを使っている人が多いのではないでしょうか。

大学入試から抜粋された選択問題、穴埋め問題が1500題ほど載っています。

 自分は文法・語法・イディオムの3単元1300題ほどしかしませんでした(しかって言ってるけど多いやん←)

文法・語法に関してはチェック欄を活用して、すべての問題で正解できるまでやりました。

重要な表現などはノートにまとめて、別でまとめて覚えられるようにしていました。

イディオムは問題を解くのはもちろん、日本語から英語にするのも赤シートを使って覚えていました。

時間をかけてゆっくりと頭に染み付かしていくのが一番いいと思います。

英文法・語法Vintage

英文法・語法Vintage

  • 発売日: 2014/09/01
  • メディア: 単行本
 

 

⑥ビジュアル英文解釈

英文解釈の本です。

英文解釈本はほかにもたくさんありますが、これはその中でも割と難しめのほうだと思います。

初めのほうですら英文の内容が全然わからず、変な日本語の訳になってしまったことがよくありました。

でも解説はしっかりとされていて、1周するだけで相当な英文解釈能力はつくと思います。

載っている英文は長文形式で、この本をやりこめば長文はある程度読めるようにはなるはず。

Part1に35文、Part2に26文掲載されており、合計で61文あります。

解説は先生と生徒の会話形式で載っており、引っ掛かりやすいポイントなどがわかりやすく解説されております。

ただ、著者の伊藤和夫先生は20年以上前に他界しており、掲載されている英文も昔の英文まま更新されておりません。(30年以上前に廃止された共通一次試験の文章も掲載されています; ;)

そこが少しネックなポイント。

勉強法としては、1日長文1文ずつを1時間半~2時間半ほどかけてやります。

ノートを作って、それに書いて勉強していました。

①長文を写す→②その章のポイントをノートに書いて理解→③長文を自分で訳してみる→④解説を読んで自分の訳を訂正→⑤長文を5回ぐらい音読 という風にやっていました。

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)
 
ビジュアル英文解釈 (Part2) (駿台レクチャーシリーズ)
 

 

⑦大学入試英語長文ハイパートレーニン

長文対策の本です。

300~600語ほどの長文が一冊につき12題ずつ載っています。

英文解釈本をやってある程度長文が読めるようになってからするのがいいと思います。

設問に対する解説そこまで多くないですが、長文一文一文に訳とポイントが書いてあります。

長文対策本は正直これよりいい本があると思うので、自分で調べてどれを使うか考えてみてください。

大学入試英語長文ハイパートレーニング (レベル3)

大学入試英語長文ハイパートレーニング (レベル3)

 

 

⑧ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

和文英訳対策の本です。

編入生のみならず高校生も使っている人が多いであろう有名な本です。

和文英訳対策についてググってもらうとすぐわかると思いますが、和文英訳で重要なのは、「どれだけ基礎英文を覚えているか」です。

この本は英作文において重要な表現を100の例文で紹介しています。

解説と重要なポイントについてもしっかりと載っています。

おすすめの一冊。

勉強法としては、1周目は自分で英訳してみた後に解説を読んでノートに自分なりにまとめます。

2周目からは英訳をしてどこが間違っていたかを確認、必要であればポイントを確認するためにノートを見返すという感じでやっていきました。

最終的には英文を暗記することが目的なので、完全に覚えられるまで何回も周回しましょう。

自分は2周目からはちょっとでも時間短縮するために、英訳するときは紙とペンを使うのではなくパソコンにタイプしてやってました。

全然覚えられないやつは、5,6周やり直して覚えました。

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

  • 作者:竹岡 広信
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

⑨阪大の英語20ヵ年[第7版]

阪大の英語の赤本です。

先輩からもらったのですが、3年分の英文和訳、長文読解、和文英訳だけしかしませんでした。

基礎工の英語は阪大入試の二次試験に問題形式がそっくりなので、この本はいい実践になると思います。

時間に余裕がある人はこの本をやっておくことをお勧めします。

阪大の英語20カ年[第7版] (難関校過去問シリーズ)

阪大の英語20カ年[第7版] (難関校過去問シリーズ)

  • 作者:武知 千津子
  • 発売日: 2019/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【数学】

【注意】

編入生ならだれもが知っている「徹底研究シリーズ」を出版していた聖文新社が2020年7月をもって廃業となりました。

徹底研究シリーズはAmazon楽天市場などのネット通販サイトからはもう販売されていない状況です。

しかし徹底研究(特に緑のやつ)は編入するうえでは必須ともいえる本です。

これから参考書を集める人は、メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用したり学校の図書館で借りたりと何とか入手できるように頑張ってください。

編入数学徹底研究

編入する人なら誰もが使ってる、といっても過言ではないほど編入界隈では有名な本です。

編入向けの微分積分線形代数、確率統計、応用数学の分野が載っています。

この本をマスターすれば編入数学の基礎は完璧になります。

初見で解けるようなレベルではないので、時間をかけて何周もして解けるように勉強していってください。

初見で解けなかったからといって萎えてしまわないように。

この本だけではなく、各分野ごとに別の参考書も使うことをお勧めします。(この本には載っていないことが入試で問われることが多いため)

この本がある程度解けるようになったら編入用の問題集に手を出してもいいと思います。

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

  • 作者:桜井 基晴
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 単行本
 

 

編入微分積分徹底研究

編入数学徹底研究(以下、徹底研究といいます)の微分積分オンリーバージョンです。

徹底研究よりレベルが低い内容が多く、基礎的なことから学習できます。

とはいえ徹底研究には載っていないような応用も詳しく載っているので、重要な一冊でもあります。

この本の代わりにマセマの微分積分の本を使っている人も多いですね。(そちらの内容はあんまり詳しく知らないです)

編入の微分積分徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

編入の微分積分徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

  • 作者:桜井 基晴
  • 発売日: 2015/10/20
  • メディア: 単行本
 

 

編入線形代数徹底研究

徹底研究の線形代数オンリーバージョンです。

微分積分徹底研究と同じように、基礎から学習できます。

徹底研究より詳しく載っています。

編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

  • 作者:桜井 基晴
  • 発売日: 2014/07/25
  • メディア: 単行本
 

 

編入数学過去問特訓

編入用の数学問題集です。

地方国公立大学から旧帝大まで、さまざまな大学の編入試の過去問題が、分野ごとそして難易度ごとに分けられて掲載されています。

解説は詳しめに書いてあるとは思いますが、友達にこの解説詳しく教えてと聞かれることが何回かあったので人によっては詳しくないと思うかもしれないです。

ただ、解説に誤植が何箇所あります。(新刷で修正されたかもしれませんが)

あと誤植ではないですが、不適切な解答も数個ありました。(先生に確認してもらってないので、ここでは詳細には述べませんが)

全体的には高難易度の問題集で、これを完璧にすればある程度の問題は解けるようになれる、いい一冊だと思います。

全問解けるようになることを目標に頑張りましょう。

編入の線形代数徹底研究: 基本事項の整理と問題演習

編入数学過去問特訓: 入試問題による徹底演習

  • 作者:桜井 基晴
  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: 単行本

 

⑤大学編入のための数学問題集

これも編入用の問題集です。

過去問特訓とおなじような感じです。

過去問特訓よりかは全体的な難易度は低いと思いますが、もちろん難易度の高い問題も多く掲載されています。

解説は模範解答だけでなくポイントや、その問題に必要な公式などもまとめてあって、この本だけでもある程度勉強できます。

誤植はありますが、公式から正誤表が出ているので、まったく問題ないです。

大学編入のための数学問題集

大学編入のための数学問題集

  • 作者:碓氷 久
  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: 単行本
 

 

⑥細野真宏の確率が本当によくわかる本

確率の本です。

高校の確率はこの本1冊だけでも十分に戦えます。

基礎工の確率は確率分布などの範囲はでず、高校の確率だけが出てくるので、とりあえずこの本を完璧にすることを目標に頑張ってください。

簡単な例題から旧帝大などの難関大学の過去問まで幅広く掲載されています。

解説も図付きで重要なポイントまで載けてくれています。

ただし、条件付き確率に関しては何も載っていないので、その範囲だけは別の参考書で勉強しておくようにしてください。

おすすめの一冊。

 

⑦ハッとめざめる確率

確率の本です。

細野先生の本よりかは全体的に難しいと思います。

細野先生の本をパーフェクトにできるようになった後にステップアップとしてやるのがいいと思います。

細野先生の本にはない条件付き確率の問題も掲載されています。

解説は細かく書いてありますが、少々くどい言い方のところもあるといった印象です。

わかった問題は答え合わせだけで、わからなかった問題は解説も見るといった形で進めていました。

この本のいいところとして、別解が載っています。

確率の計算は考え方が複数ある問題が多いので、複数の考え方が載っているのはすごくいいところだと思います。

ハッとめざめる確率

ハッとめざめる確率

  • 作者:安田亨
  • 発売日: 2014/08/15
  • メディア: 単行本
 

 

【機械専門科目】

①例題でわかる工業熱力学

熱工学の参考書です。

学校の授業で教科書として使用していました。

熱工学の参考書としては主にこの本を使っていました。

この本のうち、第6章(実在気体)、第9章(蒸気タービンサイクル)、第10章(冷凍サイクル)、第11章(燃焼と化学反応)以外の範囲をしていました。

説明があった後に例題があって、わかりやすくはあるのですが、練習問題は少ないです。

そこは別の参考書や過去問で補えばいいと思います。

自分は学校で配られた練習プリントと過去問で演習をしていました。

例題でわかる工業熱力学

例題でわかる工業熱力学

 

 

②熱・統計力学演習

同じく熱工学の参考書です。

学校で熱力学の一般関係式の範囲を一切やらなかったので、その演習のためだけに買いました。

なので3.1節(熱力学的関係式)のところのみやりました。

一般関係式の範囲はこの本だけで十分だと思います。

この本は難易度の高い問題や証明問題が多く掲載されているので、ほかの範囲をやってもいい練習になると思います。

熱・統計力学演習 (理工基礎物理学演習ライブラリ (4))
 

 

③演習で学ぶ「流体の力学」入門

流体工学の参考書です。

公式の導出から説明がされているので、とても分かりやすかったです。

載っている問題数もまぁまぁ多く、これ一冊である程度は戦えると思います。

ただし、基礎工の流体はこの本に載っていない範囲から出ることもあるので注意です。

本のサイズはB5なので、普通の参考書のサイズより一回りでかい+重く、少々持ち運びしにくいです。

演習で学ぶ「流体の力学」入門

演習で学ぶ「流体の力学」入門

 

 

④演習水力学 新装版

同じく流体工学の参考書です。

学校の授業で教科書として使用していましたが、初学者がいきなりこの本をするのはしんどいと思います。

あくまで演習本として使うのがいいと思います。

演習本としては、例題と演習問題が多数載っており、かつ問題のレベルも高めなのでいいと思います。

演習で学ぶ「流体の力学」入門に載っていない問題も載っています。(その問題が基礎工で出題されてたりもします)

演習水力学 新装版

演習水力学 新装版

 

 

⑤材料力学(第3版)新装版

材料力学の参考書です。

学校の授業で教科書として使用していました。

説明はちょっとわかりくい。

この本と授業でもらった演習プリントを主に使っていました。

材料力学 (第3版)新装版

材料力学 (第3版)新装版

 

 

⑥演習 材料力学

 同じく材料力学の参考書です。

難しい問題が多くて、結局あんまりしませんでした。

 

⑦「はじめての材料力学」サポートページ

これは参考書ではなくネットのページなのですが、活用させてもらったので紹介します。

このサイトの「材料力学の典型的な問題と解答例」というページの問題を解いてました。

材料力学の演習問題が多数掲載されており、練習にはうってつけのページです。

解答に誤植が結構ありますが、無料なので仕方がないです。

このページである程度練習して、過去問を解けば基礎工の材力は大丈夫です。

「はじめての材料力学」サポートページ

 

⑧基礎演習 機械振動学

機械力学の参考書です。

この本一冊で十分なぐらいいい難易度、問題の量だと思います。

ただ、誤植がめっっっちゃ多いです。

自分の解答に自信が持てる人ならある程度の誤植ぐらい大丈夫だと思いますが、誤植に気づけない人は注意が必要です。

基礎工の機力は振動のほかに高校物理・大学物理が出題されることがありますが、振動に関してはこれ一冊で十分戦えます。

お勧めの一冊。

 

⑨演習で学ぶ機械力学

 同じく機械力学の参考書ですが、第1章(力学と運動)と第2章(剛体の運動)しかやってません。

一応、学校の授業で教科書として使用していました。

演習問題のレベルは結構高い印象です。

ただ、それに対する解説は少ないです。

ちょっとわかりにくい。

演習で学ぶ機械力学

演習で学ぶ機械力学

 

 

以上、いかがでしたでしょうか。

ここまで読んでいくださった方、お疲れ様でした。

最後の方はだんだん書く気力がなくなってきてちょっと適当になってしまったかもしれませんm(__)m

少しでも参考になれば幸いです。

次回は受験当日の状況や試験本番の様子などについて書こうと思います。

ではまた。

編入学試験の勉強

どうも。

自分についての紹介と学校の成績については↓をご覧ください。

はじめに自己紹介

今回は編入学試験を受けるまで、どんな風に勉強していたか話します。

一応書いておくと、受験先は大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コースです。

 

受験勉強は3年の10月から始めました。

入試本番は5年の7月4日、5日です。

つまり、約1年と9か月勉強したことになります。

 

使用した参考書の紹介は↓をご覧ください。

編入学試験勉強で使った参考書のご紹介

今回の記事では参考書の紹介については割愛させていただきます。

 

3年10月

受験勉強開始です。

【英語】

自分は1~3年の英語の授業をほぼ聞かず、理解せずといった感じだったので、とりあえず高校の英単語から始めようと思い速読英単語(必修編)を買い毎朝通学時に読むようにしました。

めんどくさくて読まない日もありましたが、ほぼ毎日30分ぐらい読んでいました。

速読英単語とはここから入試本番までお付き合いすることになります。

3年12月

【数学】

編入数学徹底研究を始めました。

3か月かけて微分積分の範囲(第1章~第8章)を1周しました。

3年1月

【数学】

徹底研究を解きながら大学編入のための数学問題集を解き始めました。

徹底研究でやったところを実際に演習してみるという形でやっていましたが、ほとんど解けず、わからない問題はすぐに答えを見てやってました。

これを3月まで続け、微分積分の範囲(1章~2章)を1周しました。

4年4月

4年生になりました。

【英語】

文法をやらんとまずいと思ったので、Forestで文法を学び、Forest解いてトレーニンで問題を解きました。

Forestは12月ごろまで、朝の登校後の授業前の時間にしていました。(毎日30分ぐらい)

編入学試験とは関係ありませんが、滑り止めとして専攻科を受ける予定で、それにTOEICが必要だったのでTOEICの勉強として金のフレーズを読み始めました。(TOEICは9月の公開テストを受けました。)

一方で速読英単語もしっかり読んでました。

【数学】

微分積分は一旦置いといて、線形代数を勉強しました。

行列の基本からうろ覚えな状態だったので、編入線形代数徹底研究で基礎から学びました。

毎日1時間~2時間し、2か月半で1周終わらしました。

4年6月

【英語】

金フレを読む時間を増やすために、速読英単語を読むのを一旦中止しました。(10月から再開します)

【数学】

線形代数徹底研究が終わったあと、編入数学徹底研究にもどり、線形代数の範囲(第9章~13章)をしました。

1か月半で1周しました。

4年8月

入試本番まで1年を切り、夏休みに入ります。

ここでどれだけ頑張れるかが大事。

【数学】

徹底研究の線形代数の範囲が終わったあと、編入微分積分徹底研究をやりました。

毎日1時間~2時間して1か月半で1周終わらしました。

確率の勉強として、細野真宏の確率が本当によくわかる本を始めました。

2か月ぐらいで1周しました。

4年9月

TOEICの2週間前から、TOEICの勉強だけするようにしていました。

TOEICの勉強としては、金フレ、公式プラクティス、公式問題集をしました。

どんな点であってもTOEICは1発勝負で決めると決めていて、600点を目標に勉強しました。

結果、675点でした。

ちなみに、9月の1周目にインターンシップで東京に行ってましたが、インターン中は全く勉強しませんでした。

4年11月

【数学】

微分積分徹底研究が終わったあと、大学編入のための数学問題集をはじめからやり直しました。

3か月で1周しました。

4年12月

短い冬休みがあります。

この辺から勉強のペースがグーンッと上がります。

【英語】

Forestを終え、Vintageを始めました。

Vintageはここから6か月間やりこみます。

また、速読英単語に加えて、速読英熟語も読むようにしました。

【数学】

細野真宏の確率が本当によくわかる本の2周目に入りました。

2か月で1周、さらにもう1か月でもう1周しました。

この本は計3周でFinishです。

【専門】

冬休みから機械専門科目の勉強を開始しました。

この頃は覚えることの多い流体工学と材料力学からしていました。

4年1月

新年あけました。

いよいよ入試の年となります。

余談ですが、おみくじ引いたら大吉でした。

前、大吉を引いたのはもう記憶にないくらい前のことなので(引いたことあるのかすらわからん)、こりゃぁ今年俺きとるなって思いました。安直です、はい。

【英語】

長文をよめるようにするために、ビジュアル英文解釈Part1を始めました。

3か月で2周しました。

4年2月

残り半年です。

北野天満宮に合格祈願に行きました。

【英語】

大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1を始めました。

1日1題ペース、12日でFinishです。

【数学】

大学編入のための数学問題集を終えた後、編入数学徹底研究の2周目に入りました。

微積は全問やりましたが、線形代数は例題は飛ばしました。

1か月ちょっとで1周しました。

徹底研究は2周でFinish。

4年3月

春休みに入ったかと思えば、それは長いコロナ休みの始まりでした。

コロナの影響でここから入試本番まで学校の授業は休講orオンライン授業となります。

春休みは気合を入れて頑張りましょう。

【英語】

和文英訳の対策としてドラゴンイングリッシュを始めました。

3か月で4周ぐらいしました。

【数学】

徹底研究が終わったあと、大学編入のための数学問題集をもう1周(微積3周目、線形代数2周目)しました。

1か月で終わらせました。

この本は計2.5周でFinishです。

また、細野先生の確率本が終わったあと、ハッとめざめる確率をはじめました。

2か月で2周ぐらいしました。

【専門】

機械力学と熱工学の勉強も始めました。

本番まで専門4科目を同時並行でやっていきます。

5年4月

5年生です。

【英語】

ビジュアル英文解釈Part1が終わったあと、ビジュアル英文解釈Part2に入りました。

Part2は1か月ちょっとで1周のみしました。

速読英単語(必修編)を覚えきったあとに、速読英単語(上級編)を読み始めました。

上級編は一応全部に目は通したのですが、覚えれたのは半分ぐらいだったと思います。

【数学】

編入のための数学問題集が終わったあと、編入数学過去問特訓を始めました。

2か月で2周しました。

5年5月

【英語】

ビジュアル英文解釈Part2とVintageを終え、大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2を始めました。

レベル1と同様、1日1題ペース、12日でFinishです。

レベル2が終わった後には同シリーズのレベル3に行きましたが、UNIT9までしかしませんでした。

5年6月

さぁ、ラスト1か月です。

6月半ばごろから過去問を実際に解き始めました。

【英語】

実際の過去問を解きたかったのですが、模範解答があったほうがいいと思ったので、基礎工の過去問ではなく阪大の英語20ヵ年を数年分だけ解きました。

ちなみにH31年度のみでた自由英作文は昨年度にはでていなかったので、今年もないだろうと思い完全に捨てていました。

自由英作文用の勉強は一切しませんでした。

【数学】【専門】

基礎工の過去問をH32年度~H23年度までを1日1年分のペースで解きました。

解けない問題はあんまりなく、全体的に8割~10割ほどで安定していたと思います。

英語が2,3割ぐらいだとしても合格ラインにはいるだろうと考えていました。

5年7月

英単語を復習、数学や専門の公式の復習を本番数日前にしました。

本番の状況についてやR3年度入試の講評は別記事にて語るつもりです。

試験の結果、無事に合格をいただきました。

 

以上で長い勉強記録についての説明は終わりです。

月ごとの勉強時間についてまとめておきます。(テスト勉強の時間も含んでます)

  • 3年10月:29h
  • 3年11月:60h
  • 3年12月:49h
  • 3年1月:99h
  • 3年2月:79h
  • 3年3月:60h
  • 4年4月:98h
  • 4年5月:140h
  • 4年6月:109h
  • 4年7月:133h
  • 4年8月:57h
  • 4年9月:111h
  • 4年10月:125h
  • 4年11月:130h
  • 4年12月:112h
  • 4年1月:218h
  • 4年2月:221h
  • 4年3月:282h
  • 5年4月:301h
  • 5年5月:223h
  • 5年6月:152h
  • 5年7月:22h

合計2818hです。

よくこんなに勉強してきたなぁと我ながら思います。

勉強に使用したルーズリーフは全部で1000~1200枚ほどになりました。

もっと詳しく勉強内容や勉強時間が知りたいよって人は、私のStudyplusの記録を公開しておくので、下のQRコードを読み取ってのぞいてみてください。

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いかがでしたでしょうか。

結構詳細に書いたので、長くなってしまいましたが、お役に立てていれば幸いです。

細かく書きすぎて逆にわかりずらかったかも。ごめんなさい。m(__)m

質問はついったーのDMまでお願いします。→@kc_modan

次回は使用した参考書について書こうと思います。

時間があるときに書きます。

ではまた。

はじめに自己紹介

どうも。

先日、阪大の編入学試験を無事に終え、ため込んでた課題が一旦落ち着いたのでブログ書いてこうと思います。 

ブログといっても体験談だけ書いておさらばするかもしれません...

とりあえず今回は体験談に先立って自分に関しての紹介と、なぜ編入試験を受けるに至ったのかを書きます。

のほほ~んとゆるく書いていくのでお時間あるときにゆっくりお読みください。笑

 

 

自分の概要

はい。まず自分に関して大まかに述べていきます。

今の自分について大体のことをリストアップしておきます。

  • 名前 → もだん
  • 所属 → 高専5年
  • 学科 → 機械工学科
  • 部活 → 野球部
  • 得意科目 → 数学とかの計算系の科目
  • 苦手科目 → 暗記系の科目。歴史とかだけじゃなく化学とかも暗記は無理

うーん、とりあえずこんなものでしょうか。

自己紹介って何を言ったらいいのかわかりませんね。

 ここからちょっとだけ詳しく補足していきます。

今はとある高専の5年生で機械工学科に所属しています。

冒頭で少しだけ触れましたが、令和3年度の大阪大学基礎工学部編入学試験を受け、無事に合格をいただきました。

来春からは阪大生として生きていきます。

部活は野球部と書いてますが、実は小学1年のころからずっと野球をやってます。

でもその割には今も全然うまくないです笑

ほかのサッカーとかバスケはめっちゃ下手なので、たぶん自分には運動のセンスがそこまでなかったんでしょう。

まーでもセンスがなくても10年以上やってるとそこそこできるようにはなるんですね。

努力ってすごいです。

得意科目・苦手科目を見てもらえればわかりますが、自分は完全な理系学生です。

数学大好き!歴史地理倫理〇ね!って感じです笑

冗談はさておき、ほんとに暗記系が嫌いで高専では歴史の単位を落としかけました。

その話も含めて、下では中学時代~高専時代の学力に関してのお話をしていきます。

 

高専に入るまで(中学時代)

中学時代の話をします。(興味ない人は飛ばしてください)

自分は中学の頃はほんとに勉強しないマンで、テスト勉強は前日だけする、ましてや社会はノー勉でテストを受けるといったおバカさんでした。

当時マインクラフトにめっちゃはまりまして、毎日深夜3時までパソコンとにらめっこしてましたね笑

もちろんそんなんで成績が良くなるわけがなく、得意な数学や理科を除いて5段階評価中全部3とかが普通でした。

社会なんて一回2をとったこともありました笑

今思えばもっとまじめに勉強しとけばよかったなと思います。

そんな自分ですが、中学3年になったころ親に強制的に個別指導塾に通わされます。

そこから成績は少しずつよくなりました。

しかし、成績が良くなったとはいえ、順位は全体の上位30%ほどの位置で、中学卒業時の最終成績は数学が5、理科・英語・体育が4、そのほかが3で内申点は32でした。

こんな成績だとそこら辺の県立高校に進むのが普通だと思いますが、数学だけはよくできたので当時の担任の先生に「高専にチャレンジしてみたら?」と言われ、高専を受験することにしました。

幸いうちの高専は入試科目に社会がなく、当時偏差値64だったうちの高専の機械工学科にも受かる希望は少なからずありました。

しかし塾ではしっかり勉強してましたが家ではいまいちやる気が出ず、入試勉強もそこまでしっかりすることなく入試本番を迎えました。

結果、試験の出来はあまりよくなく、落ちたなって思いました。

得意だった数学も途中の図形問題と最後の図形問題が解けなくて、ガン萎えでした。

はいはい、落ちた落ちたって思いながら合格発表を見に行くと番号がありました。

驚きましたが、運がよかったと思い入って頑張ろうと思いました。

塾に行かしてくれた親、そして高専を進めてくれた担任の先生には本当に感謝しています。

そんなこんなでだめだめだった自分の人生がここから変わりはじめます。

高専に入ってから

高専に入ってからも自分の学習意欲は変わらず、初めての中間テストは前日のみの勉強で挑みました。

結果はクラス40人中35位でした笑

中学とは違い、高専では留年もあり得るので、さすがにやばいと思い苦手だった歴史もしっかり勉強して1年は何とかフル単で乗り越えました。

2年でもほぼ同じ感じで頑張りましたが、後期の期末試験で歴史を盛大にやらかし、担当教員から呼び出しを食らうという事件をかましました。

なんとか課題をだして単位を出してもらいましたが、単位を落としていたら再評価とかなんとかでメンタル的にもやばかったかもしれないです。

そんなんで2年も無事にフル単進級ができました。

3年ではいままでとは大きく状況が変わりました。

今までに苦しんでいた文系科目がめっちゃ少なくなったんです!

逆に理系の科目が増えました!

その結果、前期中間試験でクラス1位を取りました笑

自分の中ではこれがほんとにおおきくて、クラス1位のプライドみたいなのが芽生え、クラス1位をキープするために勉強を頑張るようになりました。

3年の最終成績は課題を出していなかったり体育の点が低かったりで結局2位となってしまったのですが、試験では必ず1位をとってました。

その調子で4年も過ごし、4年では最終成績でも1位を取っていました。

ここまでが高専に入ってからどんな成績だったかの説明となります。

高専でのクラス内の最終席次についてまとめておきます。

  • 1年→17位/40人(たしか)
  • 2年→18位/41人
  • 3年→2位/36人
  • 4年→1位/36人

ちなみに、4年の9月にTOEICの公開テストを受け、675点を獲得しました。

編入学試験を受けた理由

やっとこさ今回の最後までたどり着きました。あと一息。

まず進路について考えた時期についてお話します。

自分は3年の夏に進路について考え始めました。

就職するか、専攻科に進学して就職するか、大学か専攻科へ行ってさらに大学院まで行くか、この3択でした。

大学に行って大卒で就職するという考えはありませんでした。

それなら高専卒で働いたほうが就活が楽だし、それ相応のメリットがあまりなかったからです。

3択に絞りましたが、とりあえず進学はしようと思い、就職の考えはなくしました。

ぶっちゃけ、大卒相当となる学士の学位が欲しかったからです。

人生何があるかわかりませんから、一度職についても突然職を失う可能性は大いにあります。

その際に新しい職に就こうと思うとやはり学歴というのは第一にみられるものだと思います。

世間では大卒がごく普通となってきている中で、最終学歴が高専卒は弱いなと思い、進学はしようと思いました。

大学か専攻科か問題はまーとりあえずどーでもいいかなって思って、大学を受けて滑り止めで専攻科にするということで決めました。

さていよいよなぜ阪大を選んだかを述べていきます。

ぶっちゃけると、阪大基礎工学部を選んだ理由は、「高学歴・試験が楽・倍率が低そう」です。

素晴らしく不純な動機でございます。

とはいえこれはあくまでも高専3年で僕が思っていたことで、今は阪大というレベルが高い環境の中で機械工学を学び、研究してみたい!ととても思っています。

今はもう大学での勉強が楽しみで仕方ありません。(うちの高専のレベルが低いだけにより)

しっかりとした動機はもちろん最初からあったに越したことはないですが、後から考えるのでも別に悪くはないと僕は思います。

 

いかがだったでしょうか。

今回は自分の今までに関して話してきましたが、なんか思っていることを書いているだけで、これ意味あんのかな、読む人おるんかなって思ってます笑

一人でも読んでくれた人がいたら幸いです。

さて、この次は編入学試験に向けての勉強について語ってます↓

編入学試験の勉強

どうぞご覧ください。

ご質問がありましたら、ついったーにDMでも送ってもらえると答えます。お気軽にどうぞ。(DM用のアカウントなのでツイートとか一切してないです)

@kc_modan

では。